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Digital

Coincidences and Flow
Kamikene


   




   




1st E.P.
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Coincidences and Flow
Kamikene
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[Track List]
1. Head Massage ( 5:40)
2. Distance Around ( 0:56)
3. Coincidences and Flow (23:38)

Total 30:14

All tracks produced, Mixed and Artwork by Kamikene.
All tracks Mastered by Hiroaki Yamazaki.
Track 1 Voice by Konkon.
Bonus Track 4 Remixed and Guitar by Dubrai (BDG)

HRORG-104
Manufactured and Distributed by Hatos Records
Made in Tokyo Japan.
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2nd
April,
2024
released



About

偶然、今のこの世界に何故か居て、流れに乗って漂っている。自分の性質・性格・感覚・判断は、別に自分で決めたわけじゃない。無数の偶然と大きな流れ。

I happen to be in this world now for some reason, drifting with the flow. My nature, personality, senses, and judgments are not of my own making. Countless coincidences and great flow.


Profiles

   2000年、DJ Kensei のプレイに深い衝撃を受けたことを機に、石阪大輔、望月玲児郎と共に Hatos の前身となる Normalization を設立し、後に Hatos Organized と名付けたパーティを開始。ゲストアクトには DJ Kensei、Spanova、Kuniyuki Takahashi、白石隆之、Ree.K、Ryuji Kashiwase、YOSH!!!!!、Dol-lop (Sound-Channel)、REV (ing recordings)、Tiger、Hikaru、KNOTO (soundofspeed)、Fran-key など、心から敬愛する最上級のアーティストを迎え、自身も DJ ユニット 105bpmelt としてプレイ。記憶の薄いまぼろしの夜を重ねる。105pbmelt のネーミングは BPM 105 にあらゆるジャンルのサウンドが溶け合う可能性を見いだしたことが理由だったが、実際のプレイはフロアの熱気のまま120 オーバーを繰り返し、やがて活動の意義を見失い、継続断念に至る。

  その頃、旧友の Komaken (Drums)、Dubrai (Guitar) と共に3人の原点であるバンドサウンドで独自のサイケデリックスを目指すことを決意する。自身は Bass を担当し、シンプルな3ピースでの即興セッションを開始し2005年に Build Dub Green を結成。2本のマイクで収録したセッションのファイルが1,600を超えた頃からアルバム製作を視野に入れマルチトラックでの録音に発展。2013年に 1st Album「Perfect Sunday」、2014年に Kuniyuki Takahashi と SPANOVA をリミキサーに迎えた 1st Vinyl E.P.「Botanic」をリリースする。その後、約3年間をプライベートスタジオの防音工事に費やし、完遂後、Build Dub Green でのセッションを再開。この10年間リリースこそなかったが即興演奏を積み重ね、膨大な録音データを手にしている。

  プライベートスタジオを得て、フロアのリアクションではなく音の響きそのものに対する意識が深まったことで意欲を取り戻し、DJ としての活動も再開。併せて、「金曜日の夕方から23時に無理なく頻繁に開催」「瞑想的現実逃避空間」「新たなフロアの活用方法」「ダンスミュージックの可能性を拡張する試み」「未知のグルーヴも探る実験」「多くの人を集めることを目的にしない」といった独自のコンセプトを持つシークレットパーティ BTAF (Build The Ambience Friday) を主催。長い自身の活動の中で少しずつ買い集めてきた機材の組み合わせによる音響は、ほんの数人ではあるが、腕利きの素晴らしい DJ や友人達から高い評価を得ている。2023年にはフジロックフェスティバルに DJ として出演。近年の彼のプレイは Hatos Records のウェブサイトでも聴くことができる。

   音楽活動初期から個人でのトラック製作も断続的に続けており、遂にリリースを迎えた本作には現在の彼の興味の方向性を示す3曲が収録されている。今後はリリースが続くと彼は意気込んでいるが信用ならないのは致し方ない。

   Kamikene はまたグラフィックデザイナーとしての一面を持ち、 Hatos Records のディレクションも手がける。他にも Nigh Magazine (nigh.jp) でのアートディレクションや、ポートフォリオサイト (kamikene.org) でも彼の感性に触れることができる。





About Kamikene


   

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